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エアコンQ&A

室内機からの風が一部からしか出てこないのですが、中が詰まっているのでしょうか、原因を教えて下さい
[1]エアフィルターが汚れで目詰まりして風の出が悪い。
[2]エアフィルターを外した後のアルミフィンが目詰まりしている。
[3]風を送るファンに埃が付着し、風が弱くなっている。
の3点が考えられます。
[2]、[3]でしたら、一度洗浄を依頼して下さい。
エアコンの能力表示で昔のkcal表示は今のkw表示にどう対応しているのですか?
おおよその算出方法はkcalに1.1を掛け、1000で割れば計算できます。主な能力の読み替えは下記の通りです。

1,800kcal ⇒ 2.0kw
2,000kcal ⇒ 2.2kw
2,240kcal ⇒ 2.5kw
2,500kcal ⇒ 2.8kw
2,800kcal ⇒ 3.2kw
3,150kcal ⇒ 3.6kw
4,500kcal ⇒ 5.0kw

90年以前の製品についての能力の読みかえは下記の通りです。
暖房 冷房
旧表示(kcal/h) 新表示(kw) 旧表示(kcal/h) 新表示(kw) 旧表示(kcal/h) 新表示(kw) 旧表示(kcal/h) 新表示(kw)
2,000~2,200 2.2 4,000~4,250 4.5 900 1.0 2,800 3.2
2,250~2,450 2.5 4,300~4,400 4.8 1,000 1.1 3,150 3.6
2,500~2,650 2.8 4,450~4,650 5.0 1,120 1.2 3,550 4.0
2,700~2,800 3.0 4,700~4,950 5.3 1,250 1.4 4,000 4.5
2,850~3,000 3.2 5,000~5,300 5.6 1,400 1.6 4,500 5.0
3,050~3,150 3.4 5,350~5,500 6.0 1,600 1.8 5,000 5.6
3,200~3,350 3.6 5,600~5,900 6.3 1,800 2.0 5,600 6.3
3,400~3,550 3.8 5,950~6,300 6.7 2,000 2.2 6,300 7.1
3,600~3,700 4.0 6,350~6,650 7.1 2,240 2.5    
3,750~3,950 4.2     2,500 2.8    
広い部屋は大型エアコン1台と、中型エアコン2台のどちらがお得でしょうか?
■比較条件
2.8kwエアコン : パナソニック CS-281CSX
5.6kwエアコン : パナソニック CS-561CSX2
部屋の広さ : 20畳
エアコン使用時間 : (社)日本冷凍空調工業会の期間消費電力算出基準に基づく
電気代 : 1kwh当り22円で計算
エアコン工事付き価格 : CS-281CSX(160,000円)/CS-561CSX2(200,000円)と仮定

■年間電気代の比較
CS-281CSX : 期間消費電力量 891kwh/年間電気代 19,602円、2台使用 39,204円
CS-561CSX2 : 期間消費電力量 2,200kwh/年間電気代 48,400円
※よって1年間の電気代は2.8kwを2台使用する方が9,196円安い。

■10年間の電気代と取得費用比較
CS-281CSX : 2台の取得価格 320,000円/10年間2台分の電気代 392,040円/合計 712,040円
CS-561CSX2 : 1台の取得価格 200,000円/10年間1台分の電気代 484,000円/合計 684,000円
※よって5.6kw1台の方が28,040円安くなる。

■冷房時の能力比較
CS-281CSX : 能力範囲 0.5kwから3.5kw 1台使用と2台使用を使い分ければ能力範囲は0.5kwから7.0kw
CS-561CSX2 : 能力範囲 0.7kwから5.7kw
※よって2.8kw2台の方が能力範囲も広く、つけ始めハイパワーで冷せる。

■2.8kw2台使用した時の長所、短所
・2台で部屋を冷すので、部屋の温度ムラが無く冷せる。
・万一エアコンが故障してももう1台が使用できる。
・夜間や真夏以外は1台だけでも冷せる。
・初期取得費用が高くなる。
・設置場所が2台分必要。

***注意***
  • 計算した電気代は(社)日本冷凍空調工業会の期間消費電力算出基準に基づく使用条件で計算していますので、使用期間、設定温度によって結果が変ります。
  • 夜間なら2.8kw1台で20畳を冷せるとは限りません。風量が弱いので温度ムラができる可能性があります。
  • 実際の設置場所によって結果が大きく異なる事があります。また、比較するエアコンメーカーによっても変ります。
業務用エアコンと家庭用エアコンの電気代比較
業務用エアコンには、単相200V電源と3相200Vがあり、使用する電気によって電気代が異なります。

■単相200Vのエアコンの場合
単相200Vは、電力会社から3本の線で電気が引き込まれている家庭なら、大掛かりな工事の必要もなく取り付けることができます。
業務用エアコンのカタログには家庭用エアコンのように年間の消費電力量の記載がありません。
色々な業種で使用するため、使用時間もまちまちな為です。
そこでCOP値で比較致します。

ダイキンルームエアコン S50MTRXP-W : COP値 3.47/期間消費電力量 1,698kwh
ダイキン壁掛け型業務用エアコン SZZA50BAV : COP値 3.91
(電気代は、1kwh22円で仮定します)

S50MTRXP-W : 年間電気代 1,698×22=37,356円
SZZA50BAV : 年間電気代推定値はCOPの違いから 37,356×(3.47/3.91)=33,152円

※試算結果から、この2機種の比較では業務用エアコンの方が安くなり、使用時間が増えるほどその差は大きくなります。

■3相200Vの業務用エアコンの場合
3相200Vの電源は一般家庭の場合引き込まれていませんので、新に電気の引き込み工事が必要となります。
また、契約電力によって電気代が異なりますので、下記のように条件を限定し機種別に比較してみます。

<比較条件>
・単相200Vの電気代は1kwh22円で計算します。
・3相200Vの電気代は1kwh10円、基本料金は1kwh当り1,070円で計算します。
・電力契約は4.0kwタイプが1kw契約、5.0kwから8.0kwタイプが2kwの契約と仮定します。

<比較機種>
電気代の比較を行うルームエアコンは下記の機種と同一の年間使用電力の業務用エアコンを想定して比較を行います。

パナソニック CS-401CSX2 : 期間消費電力量 1,512kwh/年間電気代 33,264円
パナソニック CS-561CSX2 : 期間消費電力量 2,20kwh/年間電気代 48,400円
パナソニック CS-711CX2 : 期間消費電力量3,027kwh/年間電気代 66,594円

パナソニック CS-401CSX2と同じ期間消費電力量の業務用エアコン代
 1kw契約基本料金 : 1,070×12ヶ月=12,840円
 使用電力量 : 1,512kwh×10円=15,120円
 年間電気代 : 12,840+15,120=27,960円
※4.0kwタイプのエアコンの場合、年間の電気代は業務用の方が5,304円安くなる。

パナソニック CS-561CSX2と同じ期間消費電力量の業務用エアコン代
 2kw契約基本料金 : 2,140×12ヶ月=25,680円
 使用電力量 : 2,200kwh×10円=22,000円
 年間電気代 : 25,680+22,000=47,680円
※5.6kwタイプのエアコンの場合、年間の電気代は業務用の方が720円安くなる。

パナソニック CS-711CX2と同じ期間消費電力量の業務用エアコン代
 2kw契約基本料金 : 2,140×12ヶ月=25,680円
 使用電力量 : 3,027kwh×10円=30,270円
 年間電気代 : 25,680+30,270=55,950円
※7.1kwタイプのエアコンの場合、年間の電気代は業務用の方が10,644円屋安くなる。

以上の様にエアコン容量によって異なる結果となりました。
上記は(社)日本冷凍空調工業会の規格(RA4046:ルームエアコンディショナの期間消費電力量算出基準)を基に比較しました。実際は電気の使用量が算出基準より多いほど3相200Vエアコンの方が電気代が安くなります。
反面、エアコンを使用しなくても基本料金は掛かってきますのでご注意下さい。

3相200Vの電気は一般家庭に引き込まれていません。その為、電気の引き込み工事、電力メーターの新設など5万から10万程度の工事費用が別途必要になります。上記計算事例では電気工事の減価償却費は考慮していませんのでご注意下さい。

■業務用エアコンとの比較まとめ
換気や再熱除湿などの機能は業務用エアコンには付いてません。機能を重視するなら家庭用ルームエアコンです。
ルームエアコンのメーカー保証は1年、冷媒系統は5年ですが、業務用エアコンの場合冷媒系統を含めて
メーカー保証は1年です。業務用エアコンは故障時の修理費用も家庭用に比べて割高です。
単相200Vなら、電気代は大きく変わりません。3相200Vでも初期の電気工事費用や取得価格差の減価償却を考えると相当使用時間が長くない限り割高になります。将来にわたって長時間使用するのだろうかと
言う点まで考えると一般家庭にはルームエアコンがお勧めです。
業務用エアコンは風量が強く、大きな能力のタイプまで揃っています。ルームエアコンでは対応できない広い部屋や一般家庭よりも多く人が集まる、高い吹き抜けがあるなどに応じてお選び下さい。

<参考資料>
(社)日本冷凍空調工業会の規格
各エアコンメーカーが発表している年間電気代は、(社)日本冷凍空調工業会の規格(JRA4046:ルームエアコンディショナの期間消費電力量算出基準)に基づき、以下の条件のもとに運転した時の試算値です。
・外気温度:東京をモデルとしています
・設定室内温度:暖房期間は10月28日から4月14日の5.5ヵ月間、冷房期間は6月2日から9月21日の3.6ヵ月間
・使用時間 : 6:00~24:00の18時間
・住宅:JIS C 9612による平均的な住宅(木造、南向き、洋室)
・部屋の広さ : 機種に見合った広さの部屋
ルームエアコンを2台取り付ける場合と室内機2台、室外機1台のマルチエアコンを取付ける場合どちらのランニングコストの方が安いのでしょうか?
電気代の比較は、実際には比べる機種によって異なります。
基本的には、エアコンカタログに記載されている「消費電力量の目安 期間合計」をご覧の上計算してみて下さい。

例)
パナソニック CS-M229B : 期間合計 1,603kwh
2.2kwのCS-221CX : 期間合計 621kwh 2台では1,242kwh
差361kwhにより、1kwh当り22円で計算すると年間で7,942円2台の方が安くなります。

※計算方法は(社)日本冷凍空調工業会の期間消費電力算出基準に基づく使用条件で比較。
部屋の広さによって電気代はどう変わりますか?
各エアコンメーカーが発表している年間電気代は、(社)日本冷凍空調工業会の規格(JRA4046:ルームエアコンディショナの期間消費電力量算出基準)に基づき、以下の条件のもとに運転した時の試算値です。
  • 外気温度:東京をモデルとしています
  • 設定室内温度:暖房期間は10月28日から4月14日の5.5ヵ月間、冷房期間は6月2日から9月21日の3.6ヵ月間
  • 使用時間:6:00~24:00の18時間
  • 住宅:JIS C 9612による平均的な住宅(木造、南向き、洋室)
  • 部屋の広さ:機種に見合った広さの部屋
出来るだけ実際の電気代に近づくように考えられているのですが、試算値ですので部屋の広さが変わった場合の電気代算出方法がありません。
残念ながら部屋の広さが変わった場合の電気代はわかりません。
基本的には、部屋の広さにあったエアコンをご使用下さい。
一度使った配管を再使用するとガスが抜けやすいのですか?エアコンの移設をするとガスの10%~20%抜けるのですか?
取付けられていた状態や使用期間によっても異なりますが、一度曲げたパイプを再利用すると、パイプの癖が残り、微妙に波打つ場合があります。
また、無理に曲げた箇所が有った場合、それを伸ばして別の方向に曲げると、ガス漏れの原因となる可能性はあると思います。
業者によって工事の信頼性を高める為、一度使用したパイプは使用しない業者もあります。
反面、低価格で受付して、訪問後パイプ交換等で追加費用を請求する業者がある事も事実です。

正常に動作するルームエアコンで室外機にガスを回収する「ポンプダウン」と言う運転を行えば、10%ものガスが漏れることは有りません。
よほど多くても1%までだと思います。
但し、電気屋ではない業者が不適切な方法で取外した場合、配管接続部やバルブ部分の密閉が悪く取り外した後に漏れていた場合、移設を繰り返して行った場合などはそれ以上漏れている可能性があります。